生きていると、ふと、「ついていないな～。」とか、「これが良くなればな～。」と思うことありますよね。もちろん、それは辛いことですが、うまく工夫すればいいことに転化できる、そんなお話です。

例えば、セミナーの鉄板の出だしはこんな感じ。かつての私は全然ダメダメでした。それが○○や××という努力をし、いい状態に戻りました。わたしと同じように苦しんでいる人もいると思うので、自分が努力した来たことを一つのメソッドにまとめてみました…。

結構、心惹かれるし説得力のあるトークです。ここでの、みそは「かつては悪かった」という自分にとってのマイナスをプラスにしていること。逆に、最初から苦労せずに自然にできている場合は、こういうトークはできません。

その他、傷つくことにより人の痛みをわかったり、ハンディキャップにより有利な立場を作ったり、失敗を話のネタにしたり、失敗を重ねることによって成功にたどりつく、行きつけの店が休みだったので代わりに行った店が実はよかった等等。これも、失敗や不運をうまく活用した例となります。

このように、失敗や不運、そのままにしてしまうとそれで終わってしまいます。どこかで、いいことに転化できれば、その分、よりよい人生となるでしょう。全てを取り返すことはできなくても、ある程度ましな状態にはできるのではないのかな、、と。