引き続き、不安の話を続けます。なぜ、不安は生まれるのか?そして、どう対処するのか。
不安は欲が生み出す
欲望が不安を作りだす、ような気がします。例えば、金銭的に裕福な暮らしを送りたい、と思えば、金銭的に裕福でないとどうしようと考えたりします。つまり、「~したい。」「~なりたい。」という気分が強ければ強いほど、不安が生み出されるのではないか、と思います。
そうなると、対処法としては、欲を減らす、つまり、「こうありたい」というのを減じることにより不安をある程度減らすことはできます。
不安は未知の世界に多い
新しいことをする、というときには、不安を抱えることがあります。やったことがない、ことに対しては過去の経験則を利用できないので、どうしても不安を感じることがあります。特に、なんらかの決断をしようとしたときに、選択肢が未知なものであるほどそれに対して不安を感じることが多くなります。
ただ、不安の声ばかり聞いてしまうと、新しいことができなくなってしまいます。その結果、自分の生活がマンネリ化して今度は不満を抱えてしまう、ということがあります。そのために、時には勇気をもって不安に立ち向かう必要があります。s
後は、決断を小さくする、というのもあります。大きな決断はできないかもしれないが、小さな決断ならできる、でしょう。例えば、いきなりマラソンで42.195km 申し込むのは難しいけど、10kmならいけそう、とかですね。
不安は漠然とした形でそびえたつ
不安は明確でない場合、というのが多いです。漠然と、なんとなく、不安、ということもあるでしょう。
それに対しては、「分析」をしてみる、つまり、不安をなぜ不安なのか、具体的にどういうことが起こりうるのか、ということを考えみる。頭の中だけで考えるとダメなので、書き出してみる。その上で対策をしてみる、ということも必要です。書いてみるだけでも大分楽になります。n
まとめ
人間、生きている不安にさいなやまされることが非常に多くなります。「不安」自体は自動車のブレーキのようなものであって、安全に人生を送るためのツールの一つだとは思います。ただ、あまりにも不安が強すぎて、思う方向に進めない、としたら、少しブレーキを緩めることが必要となってきます。
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【編集後記】
今週は、割と一人でランチすることが多かったです。たまには、そんな時間があってもいいかな。