組織の上に立つ人、その人の態度や言動は組織全体に影響を与えます。そんなことを、考えてまとめてみました。
上の人、色々な性格の人がいますよね。怒ってばかりだったり、温厚だったり、だらしなかったり。そういった、上の人の態度や言動で組織の構成員の感じ方が変わってきます。例えば、上の人が怒ってばかりいると、組織全体がピリピリしてきます。なんとなく、「また怒られるんじゃないか。」という不安に取りつかれたり、ということもあるでしょう。穏やかな人だと、なんとなく穏やかな雰囲気に包まれたりもします。
特に、なにか問題が発生した時にそれは顕著です。上の人が、焦ったり、怒ったりすると、部下のほうもそれにつられて不安になったり、落ち込んだりしてしまいます。逆に、そういった時に、鷹揚としていると、部下のほうもなんとなく気持ちが落ち着いてくるわけです。
後は、お客さんに対する態度は影響を受けますね。上の人がお客さんに対して下手にでると、わりと、下の人もそんな感じになります。強気だと、ある程度、それは移るようです。以前、自分の勤め先で上の人がお客さんに頭を下げるくせがあって、自分も含めその人の部下はだいたいそんな感じの態度になっていました。そこで、後任の人が来た時に「悪いことをしていないのに、いちいち謝るな。」という指示があり、確かにそんなかんじの態度をとっていたなー、と気付いた次第。
このように、上の人の態度や言動は組織に大きな影響を与えます。なので、そういったことにも気を付けたいものですね。