怒りっぽい人って、実は気が小さいということご存知ですか。気が小さい人ほどおとなしいイメージがあるのですが、必ずしもそうではないのです。今回はそんなことをば。
気が小さいひと、というのは、心の中にすでに不安が渦巻いています。コップで例えると、すでにコップのふち寸前まで水が溜まっているような状態です。そこに、水が数滴でも入ると溢れ出してしまいます。それと同じで、何か不安を煽るようなことがあると、すぐに感情が溢れ出てしまいます。つまり、怒ってしまう、ということです。
あと、怖いのは、気が小さい人の場合だと、感情を出せる人に対して強く出してしまいがちです。例えば、上司には言えないけど部下には言ってしまう、友達には言えないけど家族には言ってしまう、というように。標的になってしまった人、というのは、かなり大変な目に遭ってしまいます。
それと、一時的に怒りっぽくなる場合、ということもあります。それは、仕事が忙しかったり、不安を覚えるようなことがあったりとかする時とか。そうすると、心の余裕がなくなり、ちょっとしたことで怒ってしまったりもします。
どうしていくか、ということですが、できれば、心に不安とかを溜め込みすぎない、ということが大切です。あと、人によって態度を変えるのはできる限りしないように努力する。人間の心性として、言いやすい人にいってしまう、ということはあるので、それを意識してできる限り抑えるようにすることが必要でしょう。
逆に怒られる側の対応ですが、これはこれで辛いのですが、必ずしも自分だけが悪いわけではない、と思うことも必要。この人は怒りキャラなんだなと。とはいえ、怒られるのはしんどいのでできる限りに距離は取りたい、というところでしょうか。