人は、社会的な生き物であり、そこでは理性的にふるまうことが期待されています。一方で、感情を持つこともあり、この感情の動きに悩まされたりすることもあります。時として、理性と感情は対立することもあるのですが、どちらを取るべきか少し考えてみました。
基本的に、感情はエネルギー源であり、それが人間を動かす、ようなところがあります。ただ、どの方向に動かすのか、というところまでは定まっておらず、時として感情のままに動いてしまうと、周囲の人を傷つけてしまったり、自分にとって不都合なことが起こってしまう、ということもあるでしょう。
理性というのは、人の行動を制御しバランスをとる、という機能があります。理性がきちんと働いていると、感情の暴走を止めることができ、社会生活をスムーズに遂行することができます。とはいえ、理性で感情を押さえつけると、正直しんどくて、結構、ストレスが溜まってしまいます。
なので、大切なことはおそらく両者のバランスをとることなのでは。時として、必要に応じて感情をコントロールし、とはいえ、時として感情に従ってみたり、そこを感じてみる、ということも必要でしょう。理性で「こうすべき。」「ああすべき。」ということが続くと結構生活が息苦しくなってしまいます。感情の推進力をうまく使うと、物事に取り組むのに効果的に執り行うことができるはずです。