健康であること、とてもいいことですよね。ただ、健康にこだわりすぎるのもよくありません。このへんのバランス感覚、少し考えてみました。
健康な体はすべての基本ではある
健康であること、やっぱり、大切なことだと思います。どんなに、お金があっても、いい職業についても、家族/友人に恵まれても健康が著しく損ねてしまうと、それだけで幸福感を感じにくくなってしまいます。また、健康が損なわれることにより、自分自身の活動も制限されてしまいます。逆に健康であれば、多少お金がなかったりしても、それをリカバーすることができます。そういう意味で健康は生活の基礎である、ということもできます。
とはいえこだわりすぎると
健康は大切、といっても、そこにこだわりすぎると、マイナスなこともあります。たとえば、健康を重視するあまり、お酒は飲まない、食事は野菜ばかり、いつも早寝早起きをする、必ず体を動かす、針灸や医者にせっせと通う、というようにそのことにフォーカスした生活を送る、のもどうかと思います。快楽的なこと、面白いこと、というのは健康にはよくないことも多く(飲酒、おいしいものを食べる等)、こういったものをすべてシャットダウンすると人生の面白さが減少してしまう、というもあるでしょう。
また、健康でなくてはならない、と思うとかえってそれがストレスになり、健康を減じてしまうこともあります。特に、いつも、ここが悪いのでは、あそこが悪いのでは、と思っていると、そのことを意識してしまうようになり、本当にそこが悪くなる、という自己成就的なことがあるようです。
適度なバランス感覚を
健康を意識しつつもそこに縛られすぎない、ということが大切ではと思います。普段の生活では意識するけれども、たまには深酒や腹いっぱい食べる、ということがあってもいいような気がします。また、ささいなことでは思いわずらわず、気にしないことも大切かもしれません。現在の日本には医者の種類がたくさんあるので、疾患ごとに通わなくてはならないこともあり、それはそれで面倒です。健康的な生活とそれを阻害する楽しみ的な活動、両立させたいですね。
まとめ
健康、もちろん大切です。しかし、それにこだわりすぎると、人生の楽しみを失う可能性があります。そこのバランスをうまくとること、それが大切なのでは、と思います。