定額課金の罠と回避方法

世の中を見渡すと、継続課金でチャージするところ、たくさんありますよね。ジムとか、保険とか、各種会費、電話代、等等。一見、お得そうに見えるのですが、意外なところでキャッシュアウトを引き起こすので、気をつけたいところ。今回はそんなことをば。

一番大きな罠は、痛みに気づきにくい、というところ。一度、継続課金を始めると、始める時は悩むのですが、始まってしまうと意識しなくなってしまいます。というのは、毎月定期的に口座引き落としとか、クレジットカードチャージとかで自動的にお金を取られるから。つまり、お金を取られていることを認識しないので、痛みを感じず、知らず知らずのうちにキャッシュがこぼれ落ちてしまいます。きちんと活用できていればまだしも、活用できていないと、目も当てられない結果になるでしょう。

もう一つは、やめにくい。これは契約で縛る場合と、めんどくささで縛られる場合の両方があります。契約で縛る典型例が、今社会問題になっている、2年縛り。これは、この世の中でもっとも悪質な縛り方で、これにかかるとなかなか抜けれません。それと共に、継続課金をやめよう、と思っても、手続が面倒だったり、「本当にやめていいのか」とつい考えてしまい、なかなか、やめるという行為に出ることができず、ずるずると継続課金を続けてしまいます。

継続課金を売る人は当然、一旦入ったらなかなか抜けれないことを認識しているので、なんとか、継続課金に引き摺り込もうとします。その時の手口が、1ヶ月XX円、とか、ひどい場合には、1日XX円というのもあります。そうやって、金額単位を低くすると、安く感じるし、使い放題とか言われると一見美味しそうに感じてしまいます。ただ、こういうのはちりつもなので、結局、支出が大きくなってしまうということあります。

で対策は、継続課金の怖さを知ること。怖さを知れば、そうやすやすと継続課金に手をつけなくなります。多少割高でも、単発のサービスを選ぶようになるって、こと。それと共に、常に、「本当にこのまま続けてていいのか、、」という気持ちを持ちやすくなります。あとは、メリットがデメリットを上回る、ということが分かった時点で、多少、お金がかかっても、面倒でも、勇気を持ってやめる、、ということでしょう。そうそう、金額については、月額とか、日額で考えず、年額や10年で考えるといいでしょう。

まあ、継続課金のサービスはきちんと使いこなせば、かなりメリットがあります。にもかかわらず、継続課金のビジネスモデルが栄えているのは、こういうからくりがあるからです。なので、継続課金は罠を知りつつうまく使うことが必要です。そうそう、ものを売る場合はこの継続課金の特性を使うと、うまく売れます。

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