「値段」というものは物を購入するうえで重要な要素です。とはいえ、値段だけで意思決定すると、やっぱり、損をする、ということもあるでしょう。今回はそんなことをつらつらと書いてみます。
まず気を付けたいのが、スポーツクラブなど月々で金額が決まっているもの。一見すると、「どれくらい行っても金額が変わらない。」とか、「お金をかければスポーツするようになる。」とか、考えがちです。が、残念なことに、その効果、というのは、思っているほど大きくはないです。結局、スポーツしないまま、お金だけ払う、という人もできてしまいます。これを防ぐには、定額ではなく量に比例する課金形態のものを選ぶこと、それと、パーソナルトレーナーとか人を介することで強制力をより強くすること、ということが考えられます。
また、飲み放題や食べ放題、これも気を付けたい。確かに、宴会とかの予算管理にあたっては、重要な役割を果たす飲み放題。ですが、気を付けないと、安い酒を得した気分になって体調を崩す、というどうしようもない状態に陥ってしまう可能性があります。この「放題」というのは、どうしても、材料が安かったりすることもあるので注意が必要でしょう。どうせなら、多少高くてもおいしいものを適量いただきたいものですね。
それと、よく携帯電話なんかを予約する時にある、1か月無料、とかいうやつ。無料ならいいや、と思いそのサービスを頼んでも、無料期間がすぎると普通に課金されてしまいます。結構、解約するという手続きは微妙にめんどうだったりします。こういったサービスは、いらなさそうなものは最初からつけない、必要がなければ面倒くさがらず解約する、という処置が必要です。
自分が仕事に使う道具についてはいいものを使いたいもの。安いものを使っていても、性能が悪いとどうしようもありませんよね。料理人にとっては包丁、大工にとってはかんなや鋸、そしてオフィスワーカーであれば、パソコンや眼鏡はいいものを使いましょう。それと、仕事に必要な知識については、けちらず本や研修で得るようにしたいものです。
値段が安い、となると、つい、そういったものを買ってしまいます。時としてそれは損なこともあるので、性能と値段のバランスをきちんととれるようになりたい、と感じる今日この頃です。