why 大切にしていますか?

やっぱり、どうしても、What(何をする)やHow(どのようにする)ということに焦点が置かれがちです。ですが、その基盤となるのがWhy(なぜするか)ということになります。Whyが曖昧になっている、ということあるでしょう。特に、長く続く組織や方法の中には、かつては理由があったが、現在ではその理由は無効化されているということは往々にしてあります。

Whyが明確にならないと、意味のないことを続けている、ということが続けられてしまっている、ということがあったりします。そういうこと、よく見かけませんか?そういう行動をすることは無駄なので、どこで改める必要があります。そういうときに、その行動の意味を考えると、続けるかどうかの答えが出てきます。注意としては、本当に意味がないのか、元々の意図はなんのか、派生した効果はどういったものがあるのかを、きちんと考えることが大切です。

あとは、なぜが明確になっていると、行動を促進します。やる気が出てくる、ということです。やっぱり、人の傾向として、単に作業だけを命じられて実行するより、そこに背景や理由、それも骨太であればあるほど、人はやる気を掻き立てられます。それは、対自分でも対他人でもそいうことが出てきます。

あとは、Whyが明確だと、トラブルにあったとき、うまくいかなかった時の迂回路が作りやすくなります。単に作業をする、という意識しかないと、うまくいかない、、という状況になったときに、「できませんでしたー」で終わってしまいます。ですが、Whyが明確だと、目的に応じて手段の方を考えることができるので、代替案を思いつきやすいのです。

ということで、やっぱり、Whyをきちんと意識する、そうすることにより、自分や人の行動に重みや柔軟性が生まれてきます。

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