なぜ、企業は売上をあげ続ける努力をしないといけないのか?

売上、自社の規模的に、「このくらいでいいかな、、」と思う時あります。ですが、それに甘んじることなく、売上を上げ続ける努力をしないといけません。今回は、そんなことを綴ってみます。

まずは、時間が経てば売上は自然と落ちていくから。消費財であれば、消費者の飽きや流行の変化、というものがあります。継続的に役務を提供するような場合であっても、常連さんはやがては減っていきます。会計事務所なんかだと、割と継続的に役務を受けていただけますが、とはいえ、事業を辞めたとか、別の会計事務所に乗り換えたといったことで、徐々にお客さんは減ってしまいます。それを補充すべく、売上を作っていかないといけません。

もう一つ、企業自体が拡大を続ける必要があり、そのためにもその原資となる売上は増やさないといけないと。売上が一定水準に保たれれば、人員も一定水準を保ちます。年功序列や定期昇給、ということが多く、ジリジリと人件費が増えてきます。これを解消するためには、売上を増やして、事業の規模を拡大し、人の雇用を続けていかないといけないのです。

さらに、売上が減ってしまった時に売上を増やそとしても、もう、手遅れな場合が多いのです。売上はすぐに上がるものではなく、あげようとしても時間がかかります。新規事業を始める、という場合でも、初期費用はかかるし、最初は売上が上がらないので、当面は赤字が続くことになります。売上が減っている状態で、こういうことをしようとしても、なかなか、厳しいのです。逆に、ある程度余裕がある時に新規事業を始めると、その際は、初期の赤字に耐えることができ、首尾よく売上を拡大できそこから利益を獲得できれば、それが会社を支えてくれるでしょう。

ということで、売上を増やす取り組みは粛々と続けないといけません。緩んではダメだ、ということです。まあ、現状維持は衰退の始まり、ともいうので、売上をあげ続ける努力をしないといけないのです。

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