改めて前倒しすることのメリットを考えてみました

前倒しする、できる限り、やるべきことは早めに済ませてしまう、ということです。基本的にはいいこととされているので、今回は改めて前倒しのメリットについて考えてみました。

一番は精神的な安定でしょう。仕事に追われていたり、先が見えない状況だと、つい、バタバタしてミスや焦りが出たり、不安になってしまったりします。前倒ししていけば、追い込まれるとか、バタバタするということにはなりにくく、安心感を持って仕事を進めることができます。仕事に追われる、ではなく、仕事を追うようになれるわけです。

あとは、間際シンドロームの発生を防ぐことができる。いつもギリギリに仕事をしていると、土壇場で問題が発生した時に対応ができなくなることがあります。例えば、次の日の朝イチで出さないといけない資料があって、それを真夜中にガシガシしていました。その時に、何かわからないことがあって、実はそれは同僚とかに聞けば秒で解決することだけど、今はいないし、明日の朝までに出さないといけない、、というような状況。ギリギリだと、人に頼んだり、道具がなかったりで、時間があれば簡単にできなくなることを間際シンドロームといいます。前倒しをすれば、間際には仕事をしていないので、こういうことは避けることができます。

似たような話として、行き詰まりを乗り越えられやすい。仕事をしていると行き詰まることあります。こういう時は、一旦手放して別のことをしたり、しばらく寝かせたりすると、ふっと、行き詰まりが取れることがあります。ですが、ギリギリで仕事をこなしていると締め切りが迫っているので、寝かせられるなくなります。逆に前倒しをすると寝かせる時間が取れるので、比較的、ストレスフリーで仕事が進められます。

最後に、前倒しをする人の方が、信頼感や安心感を持たれやすい、ということがあります。バタバタしている人と、落ち着いて仕事をしている人、どちらが信頼されやすいか、それはいうまでもないですよね。

といことで、前倒しのメリットを挙げてみました。できる限り前倒ししたい、のですが、デメリットもあるので、それはまた、機会を見つけて考えてみます。

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