値段を上げるためには、世の中には色々なノウハウやテクニックが溢れています。ただし、値上げのためのマインドがきちんとしていないと、ノウハウやテクニックだけではうまくいきません。

それは、自尊心。つまり、自分なら、もしくは、この商品やサービスならこの値段でチャージできる、という信念がないと値上げは難しいのです。

自尊心がない、自信がないと、どうなってしまうか。つい腰が引けてしまう。具体的には、「この商品、サービスでこの値段は高すぎる。」、「こんな値段をつけたらバカにされるのでは。」「値上げなんかしたら怒られたり、場合によっては解約されるのではないか」等等。そういうに考えると、遠慮するというか日和ってしまい、つい、そのままで流して値上げできずにいてしまいます。

そこで、自尊心を高めることにより、値上げもしやすくなります。もちろん、値上げとか、値段を高くつける、というのは、相手もあることですし、難しい面もあります。ただ、自分の中で値段を上げることの許可がおりれば、ノウハウやテクニックを適用しやすくなります。

では、自尊心を上げるためにはどうするか？したから積み上げる、ということがあります。まずは、無料から始めて、ある程度実績が上がったら、値段をつけてさらに実績が付いたら値段を高めていく。値段を共に自尊心を高める、ということでしょう。もちろん値上げの方法としては上限はあるのですが、自尊心の高めかた、というところでは一つあると思います。

あとは、価値をできる限り客観的に判断する。それは、自分でもできる限り客観的に見ること、や、別の人から評価やフィードバックをもらってもいいかもです。自分だと、卑下してしまうのですが、客観的に持ち上げてくれるコメントがあればそれで自尊心を上げれる。

あとは逆説的ですが、値段を上げることにより自尊心を上げるということもあります。もちろん、簡単にはいきませんが、人の意見を聞いたり、自分でも価値を上げてみたり、説明の方法を考えて、値段を上げる筋道を考えます。ですが、ためらいを完全に捨てることができないので、最後は「えいっ」と勇気を出して値上げする。それが通れば、成功体験とともに自尊心が上がります。

ということで、値段と自尊心の関係を考えてみました。自尊心を上げる、ということは値段を上げるための一つの必要な要素です。