よく、コミュニティに属している人の中に、そのコミュニティが推奨している方法、技法、システムについて「そんなんじゃぁ、だめだよな」とか、批判している人いますよね。ですが、それは結構マイナスだと思います。ぼくも、つい、文句を言ってしまうこともあるので、自戒を込めて書いてみます。職場等、半強制的に所属させられている会は除きます。
1番の問題は、中途半端かな、と思います。つまり、属しているコミュニティについて文句をいっている、ということは、専念もしていないし、離れてもいない。離れていないので、会費や会合で金銭や時間の負担がある。他方で、批判的に距離を置いていると、そこからの恩恵も受けにくい。ということで、中途半端だし、正直もったいない、と思います。
まず、すべきは、きちんとそれに取り組むこと、なのだろうということです。自分の意思で所属した以上、当初の目的があるはず。そのため、初心を思い出し、取り組む、例えば、会合に出席する、メソッドの実践やシステムの活用を励行するということがあります。それにより、成果が出やすくなったり、良い人間関係を築けたりもします。人間関係で言えば、肯定的に捉える人の集団と、否定的にとらえる集団とどちらに属した方が得ですか、ということですよ。
取り組む、というのは、全面的に取り組む、ということでもいいし、部分的に取り入れる、ということでもいいと思います。状況によって、毎回毎回は出席できない、とか、全てのことを実践できない、ということもありますよね。なので、自分にメリットがある形で取り入れられるならOK。ただ、部分的に取り入れるなら、それについて寛容に捉えているコミュニティの方がやりやすいです。徹底を求めるところだと、部分だけやっても認められないこともあるので。
最後は離れる、ということです。メソッドや人間関係、合わない、と思うことあるでしょう。そういう場合はスパッと離れてしまう。義務的に入らないといけないところだとそうも言えませんが、任意団体であれば、そういう方法もありでしょう。
ということで、コミュニティとの付き合い方の一つとして、時には目を瞑って受け入れてみる、ということも必要かと思いました。