社長とか、個人事業主とか、いわゆる経営者という立場に立つと、なかなか、休みを取る、とことができにくくなります。が、やっぱり休んだ方がいいのでは、ということが今回のテーマです。
社長、というのは立場上、休みにくいものです。まずは、社長には労働基準法が適用されない、ので、休みにくい。残業規制もない、有給という概念がない、多分、産後パパ休もない。やろうと思えばいつでも仕事ができてしまいます。あとは、立場上、プライベートでもいつの間にか仕事の話になってしまうこともあるし、やりたいことが結構出てきて、やるべきことと、やりたいこと、ついつい、両方してしまい、気づくと仕事ばかりしてしまう、のです。
ですが、やっぱり、経営者といえども休んだほうがいいのです。
というのは、個人としてみた時の健康ですよね。やっぱり、心身の健康のためには、休息をとるのが大切です。あと、個人で言うと、休むとか遊ぶとか、そういうことを入れると意外と発想の幅が広がります。将来のイノベーションに繋がったりすることもあります。あとは、家族のケアもあります。仕事に専念したら家族のケアが疎かになりがちですしね。
従業員の関係からいっても休んだ方がいい。経営者が遅くまで頑張っていると、なかなか、帰りにくいし、付き合い残業を生み出しがちです。付き合い残業が発生してしまうと、仕事の密度が薄くなり、当然に残業代も発生するので、時間あたりの生産性ががた崩れしてしまいます。
逆に、経営者が遅くまで仕事したり、休みを取らずに働いているときに、従業員の方が定時で帰ったり、有給を取ろうとすると、つい、イラッとしてしまいます。本当は、定時で帰れるなら定時で帰るべきですし、有給が取れるならとるべきなのですが、休みを取らず働いているとそういう気持ちになれなかったりします。
ということで、経営者でもゆっくり休みを取ることが必要です。