かつ流スケジュールの組み立て方〜月間編

前回は、年間のスケジュールの設定や管理について考えましたので、今回は、月間編です。年間と異なり、月間はだいぶ第1領域に寄ってくることになります。

基本、年間の場合と同様、その月に入る少し前に月間の予定を立てます。予定、といっても、詳細な予定は週次、日次で追いかけていきますので、月次はその月にすべきことをリストアップし、それを漏らさないようにする、ということに主眼を起きます。

まず、関与先ごとに月間のTo Doをまとめてあるエクセル表を準備します。そこに、まずは、年間スケジュールを見ながら、To Doを落としていきます。とはいえ、年間スケジュールだと、Should Doは決算のタイミングしか書いていないので、巡回監査については前の月を参考にしながら、特別に対応しないといけないことがあればそれを追記します。そこに、関与先の名前を見ながら、その関与先の欄に書き足していきます。

それとともに、決算監査の対応が必要なところは、別途、決算監査のチェックリストを用意します。月次段階では、次の月から決算が始まる関与先名を追記して起きます。実際の決算監査の進捗状況は週次レビューで把握していきます。

それで、月次のTo Doリストができたら、そこにあるTo Doを日次のTo Doリストに転記します。巡回監査のようにすることが明確な場合は、その日の日次のTo Do リストに放り込みます。また、明確にスケジュールまで決まっていない場合は、着手するタイミングの日における日次のTo Do リストに「〜を着手する」「〜を計画する」というタスクを作成し、その時がきてから考える、というようにしています。

今後の運用として、月次で、「この月はどういう月だったか」ということの振り返りをしています。この振り返りの際に、当月と翌月の月次のTo Do listを連動させると、より精緻な月次のスケジュール管理ができるのでは、と思い、その方向で運用する予定です。

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