自分に厳しいのにもほどほどに

自分に厳しいことは美徳のように考えられています。確かに、自分に厳しい方が成果も上がるし、人のお手本にもなります。ですが、必ずしもいいことばかりではないのです。

1番のマイナスは、他人に対して不寛容になるということです。自分がこうだから、相手にもこうであることを求めてしまいがちです。ただ、自分はかなり厳しい水準でものごとをこなしているわけで、必ずしも相手がそれを達成できるとは限りません。相手は思うように動かず、自分はイライラする、ということになってしまいます。

また、自分に厳しいとストレスが溜まります。つまり、現状に満足せず常に高い水準を追い続けるわけです。また、自分自身が気を抜くことも許せないので、自分を追い込んでしまうわけです。それを続けるとやっぱり精神的には厳しいものがあります。

やっぱり、どこかで木を抜く時を準備しておくことが必要です。可能であれば、スケジュールに組み込んでおくといいと思います。意図せずに、できなかった日を作ってしまうと、自尊心が落ちちゃうんですよね。なので、どこかで例外というか手を抜く時を準備しておくといいでしょう。

あとは、自分を褒める、ということもいいです。ぼくが落ち込んでいた時に友人からアドバイスを受けたのですが、自分を褒めると気分が良くなる、ということです。自分に厳しい、というのは、どちらかというとダメ出しをしてしまうことが多いので、そうではなく、時には自分を褒めて元気付けることも必要なようです。

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