健康、歳を重ねれば重ねるほど、病気に苦しんだり悩んだりするほど、意識してしまうものです。健康についていくつか意識しておきたいことがあるので、今回はそんなことをば。
まず、健康は生活の基盤です。どんなにお金があっても、交友関係に恵まれていても、仕事ができても、健康が損なわれている、特に苦痛を感じているとと、幸せを感じにくかったりします。当然、程度問題ですし、完璧な健康体、というのは難しいのですが、ある程度の健康状態は維持したいものです。
次に、健康は確率論ということ。どんなに健康的な生活を送っていたとしても、健康を損ねてしまう、ということあります。逆にどんなに不健康な生活を送っていても、健康や長生きできることもあります。よくある、「おじいちゃんはタバコをスパスパ吸っていても90歳まで元気に生きていた」というアレですね。健康、不健康は確率的な面があり、健康的な生活を送れば健康を保てる確率は高まるが、絶対ではない、ということです。
もう一つは、歳ともに逓減する。老化する、ということです。歳を取れば取るほどに、病気とか不調とかに見舞われることが多くなります。もちろん、若い時に不健康的な生活を送り、歳をとって健康的な生活を送ったことで健康を取り戻す、ということはあるのです。ただ、同じ生活を送っていれば、徐々に健康は損なわれていくのは、割と順当な流れです。なので、どこかで折り合いをつけていく、ということがあります。
最後に、健康は手段である。やっぱり、健康に注目すると、それが目的化するということがあります。じゃあ、それで果たして幸せなのか、、、ということはあるでしょう。健康を追いかければ、お金も時間もかかります。医者通い、運動、食事制限、等等。また、忍耐を強いられることも多くなります。じゃあ、そうやって健康を追い求めれば犠牲にするものもある、ということです。
ということで、健康を追うにはやはりバランスを考えていく、ということが必要でしょう。そのために、優先順位を明確にする。年齢や置かれている状況によって、健康への向かい方というのは変わってくるはずです。