なんのためにコミュニティを作るのかで、運営方法が自ずから定まる

コミュニティを作る、ということは意義深いことです。ただ、なぜ、そのコミュニティを作るのか、ということを明確にしておくことが適切な発展のためには必要です。

コミュニティを作る、となると、やっぱり、人数を増やしたくなります。大きなコミュニティを運営している人や集団は結構、光って見えますからね。その規模と自分が持っているコミュニティを比較して落ち込む、ということもあるでしょう。また、コミュニティが大きくなれば、もちろん負担も大きくなりますが、その中心にいる人には、ビジネスチャンスや人脈が形成されて、それが大きなメリットとなります。

とはいえ、なんのためにコミュニティを作るのか、ということが、どのようなコミュニティを作るのか、ということと直結してきます。例えば、自分は食事会のコミュニティを作ったことがあります。最初のうちは規模を大きくしたくて、割と人集めとか熱心に行っていました。ただ、ある時、大勢の人を集めるのに疲れてしまったのと、ぼく自身は飲み友達が欲しくて、それも大勢ではなく、3〜4人くらいの飲み会が開ければいいかな、と、感じました。で、その後は人集めはほどほどにした、ということがあります。

もちろん、何かしら大義や目的を持ち、ビジネスや慈善活動をしよう、ということであれば、コミュニティの規模を拡大する、という必要もあるかもしれません。ですが、必ずしも、それが全てではなく、目的によっては、こじんまりと開催する、ということもあります。

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