どんな上司でも何かしら学べるものはある

親と上司は選べない、といいます。自営業ならともかく、会社員になると、なかなか、上司を選ぶのは難しく、時としてジョーカーのような人もいたりします。ですが、そういう人であっても何かしら学べることはあるものです。今回はそんなことをば。

上司、である以上、自分より何かしら優れたところがあるはずです。特に、大きな組織であればあるほどそうで、ぼくも色々と癖のある上司には仕えたのですが、その人ならではの光るところがあったと思います。

例えば、やたら部下のことは怒るけど問題が起こった時には驚くような解決策を出してくれたり、気難しいけどパワポの作り方はうまい、あとはやたら残業大好きでブラック社員とか呼ばれていてもリサーチ能力や提出資料を作るのはさすがというような人がいました。

もう一つ、これと逆側に反面教師になる、ということもありますよね。この人のこういうところはやだなー、じゃあ、ぼくが上司になったらそういうことはしないでおこう、というような。これはこれで一つの勉強だと思います。

もちろん、環境が厳しい、とか、相性が著しく合わないとかで、学ぶ以前に一緒にやっていられない、、という場合もあるでしょう。そういう場合は、自分が壊れてしまう前に逃げる、ということも大切でしょうよ。そこまでいくと学ぶどころではないのですが、そこまでひどい人、というのもそうはいないでしょう。

会社員としての幸せは尊敬できる上司に会えることだ、ということは一つの真理ですし、そういう上司に巡り会えればいうことはありません。ですが、そういう上司はなかなかいないというのも事実です。なので、理想、とまではいえなくても、何かしら、優れているところもあるので、そういったところを少しずつでもいいので、学んでいきたいものです。

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