個人の確定申告がひと段落したらしたいこと

会計事務所にとって一大繁忙期となるのが、個人の確定申告期である、2月16日〜3月15日だと思います。それが終わったら、どうするか、、ということを考えたいと思います。

まずは、一休みを取りましょう。この時期は、仕事も膨大な量となり、また、締め切りである3月15日を意識しないとならず、肉体的精神的に疲弊します。なので、まずは、体を休め鋭気を養いたいところです。

その次にすることは、年末調整から始まって、償却資産税、法定調書の提出、最後に確定申告と忙しい時期が続くのですが、これの振り返りをします。今のうちに振り返って、翌年以降、どこを気をつけるべきか、どうやったら業務が効率化されるか、整理しておきましょう。これを先伸ばすと、喉元過ぎれば暑さ忘れる、となり、来年も同じことが繰り返されるので、今のうちに、記憶が鮮明に残っているうちに対応しましょう。

それと関連して、引き出しや資料の整理をこの時期にします。普段の業務だと、何も考えず、引き出しの中に書類を入れたり、ファイルに綴じずに挟んだままにしたものもありますよね。そういったものを整理します。整理と言って、不要なものを取り出して、どんどん、破棄していくんですけどね。それで、引き出しが整理されると感情も整理されます。

最後は、3月下旬から4月中の予定を把握して、これからの動きや優先順位などをつけていきます。3月下旬からも、確定申告ほどではないですが、忙しい時期は続くので、それについて漏れなく順序よく業務をこなせるようあらかじめ計画を立てておきます。

ここまでできれば、あとは、確定申告期中に後回しにした残務をかたづけつつ、3月決算等の準備をしていく、ということになります。

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