会計事務所として、業務を効率化していきたい、、ということあろうかと思います。じゃあ、どこから手をつけるべきか考えてみました。当たり前なこと、といえば当たり前ですが、意外とうっかりしている人いるのではないでしょうか?
答えは、個人の確定申告から、でしょう。
会計事務所であれば、通常、個人の確定申告のお客さんをたくさん抱えています。なので、確定申告期である、2月16日〜3月15日は仕事が集中します。自分の所属先でも、毎日夜遅くまで、土曜日も出社して対応しています。もちろん、人員も確定申告期を乗りきれる水準で整えています。
ということで、この確定申告期における業務を効率化する、ことによって、少しでも早く帰ることができれば、その分楽になりますよね。確定申告は、期限がタイトで精神的にも辛いので、この時期にすべきことが減ると気分的にもグッと楽になります。逆に、そうでない時期の業務を効率化させても、その時期にするべきことがなくなり、手が空いてしまうことになり本末転倒です。
ですが、意外と確定申告の効率化、できているところ少ないのではないですか?その理由はいくつかあって、まずは、「確定申告期は忙しいものだ」という思い込みがあるから。思い込めば、効率化させよう、という発想がなくなります。また、始まると効率化とか考える余裕がないし、終われば終わったで、喉元過ぎれば暑さ忘れる、でそのままになってしまう。
じゃあ、どうするか。具体策はいくつもあるのですが、大きな話をすると、繁忙期に入る前から準備をしておく、ということでしょうか?入ってからだとできない、のであれば、入る前に業務効率化を考えておく、ということです。準備のために時間がかかるのではないか、、という意見もありますが、そこで工数が生じても、確定申告期の工数が減れば、年間の業務負担は均一化されてくる、という寸法です。
ということで、まずは個人の確定申告から効率化を始めたいものですね。