このコロナ騒動から感じたこと192〜オミクロン株とそれにまつわる捉え方

この文章は令和4年1月29日に書いています。1月28日で、新型コロナ感染症の新規感染者数は81,810人となり過去最高を更新し続けています。身の回りにも感染、濃厚接触者という人たちもポツポツと見受けられるようになりました。ですが、重症化しない、ということも判明しつつあります。なので、大きく2つの考え方がされるようになりました。今回はそんなことをば。

一つは、もうコロナを恐れる必要はないじゃないか、という考え方です。オミクロン株の場合、症状が喉の痛み、発熱、倦怠感、咳となっています。この株は上気道で増加する傾向があり、肺炎にはなりにくい。無症状感染者もたくさんいる、という状況です。ワクチンも普及し、それが重症化を押し留めているということもあるようです。となれば、これは普通の風邪と変わらないじゃないか、とか、もう厳格な社会的制限は解除すべきだ、風邪と同じように町医者が見ればいいんだ、ということ。

もう一つは、より慎重な考え方です。まず、まだ、オミクロン株の病相の全体像は把握できていない。もしかしたら、後遺症ということもあるかもしれない。また、高齢者や基礎疾患を持つ人は、重症化するだろうし、そうなると医療逼迫して、医療行為全体に影響を及ぼす。ということで、今まで通り、きちんとコロナ対策をし、社会としても警戒すべきではないか、、という考え方があります。

それぞれ一理あるのですが、社会全体の流れとしては慎重にすべき、、という考えをベースにしつつ、そうもいってられないようね、ということにあるようです。今の政策も社会活動を止めない、ということで、厳格なロックダウンということはしないように見受けられます。感染者が増加していて、でも、社会活動を動かそう、とすると、制限を緩和せざるを得なくなります。例えば、濃厚接触者の隔離期間の短縮とか、保健所による疫学調査の縮小とか、そういったところに現れてきます。

ぼく自身はどう考えているか、というと、自分の健康に与える影響は恐れていないがそれ以外の面がやっぱり怖い。ぼく自身はワクチン接種もし、40代、基礎疾患もない、ということで、感染しても健康上深刻な問題はないだろう、、と考えています。ただ、身近な人に感染させるのは嫌だな、、、という気持ちと、感染したときの行動制限、それも自分自身だけではなく、所属先のメンバーに関してもそうですが、そうなると業務に差し支える、という気持ちがあります。それが解消すれば、今までよりはコロナを深刻に捉えないだろうな、、と考えています。

自分の行動としては、これは今までと変わりません。仕事においては、マスクや換気等の感染対策を行いつつ、仕事を進めていく。これには、人と会う、といったことも含まれます。プライベートでは、できる限り人と会わず、オンラインで代替できることは代替する。会食や外食も控え、誰かが発症、感染しても自分は濃厚接触者にならないよう、気をつける、ということでしょうか。そこまでやって感染したら、その時はその時で考える、ということでしょう。

自分としては、まだ気が抜けない日々が続くと感じています。ただ、オミクロン株の病相の解明、春の訪れ、それにワクチンの3回目接種が進めば先が見えてくる、、と考えています。あと、もう少しの辛抱でもあるので、このまま持ちこたえられることができたらなぁ、、と思います。

未分類