このコロナ騒動から感じたこと179〜オンラインと対面、それぞれの向き不向き

この文章は令和3年11月15日に書いています。新型コロナウイルス感染症、収束か、と思わせるような、感染者数です。とはいえ、これからパンデミックの冬が始まります。ワクチンの抗体も時の経過とともに弱まっていき、感染や重症化しやすくなるので、警戒が必要でしょう。

今回はコロナ禍で一躍脚光を浴びた、オンラインでのやりとりについてです。Zoomを始め、オンラインサービスがグーっと伸びました。オンラインだと、移動の手間とかもないので、コロナ禍ということもあり、一気に人との接点がオンライン化する、と思われましたが、案外そうでもなかったと思うし、対面にも根強いニーズがあります。それは、オンライン、対面にそれぞれに向き不向きがあるからです。

オンラインに向いているのは、情報や用件を伝達すること、です。目と耳だけで足りるので、オンラインで十分なのです。画面共有とかすれば、視覚情報はかなり伝わります。そうすると、オンラインで十分なのですよね。具体的には、仕事の会議、打ち合わせやセミナーなんかは、オンラインがかなり向きます。

ですが、オンラインだと感情とか雰囲気とかそういったものを伝えるのが、ちょっと劣ります。なので、オンラインで飲み会とか、やっても面白みを感じにくく、やっぱり会って話したい、と思うのが人間のさがです。どうしてかなー、と思うのですが、この空気を共有する感覚や、嗅覚や触覚、あと、味覚といった5感をフルに使える、というあたりかなと。

ということで、オンラインは用件や情報を、対面では感情や空気感がうまく伝えやすいので、その場や状況に応じて使いやすいです。とは言え、オンラインでも工夫次第である程度は空気感や感情を伝えることは可能だと思います。

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