この文章は令和3年9月19日に書きました。この時期は、徐々に新規感染者数が減ってきて、第5波の収束にむかつつあります。今回はそんな長月の状況は綴ってみましょう。なお、統計数値はNHK特設サイトから拾っています。
とりあえず、第5波は収束しつつある、、と考えてもいいじゃないでしょうか?9月18日の新規感染者数は4,702人(ピーク時 25,868人 8月20日)、重症者 1,559人(ピーク時 2,231人 9月4日)と減少傾向にあります。
これは、ワクチンの影響と人々の行動変容の影響があるようです。
まずは、ワクチンについて。2回目まで打った人が、67,204千人 国民全体の53.1%(9月17日現在)と順調に推移しています。ワクチンで完璧に感染を防げる、というわけではありませんが、予防にも発症防止にも重症化防止にも、効果はあるようです。感染拡大をしているものの、その主軸はワクチン接種が進んでいない世代にあるようです。このまま粛々とワクチン接種が進めば、収束も見えてきます。
とはいえ、ワクチン接種における課題としては、接種をしたくない人やブースター接種なんかもあります。両者とも、ワクチンでは日本より先に進んでいる、アメリカ合衆国では課題になっています。今回は割愛しますが、いずれ日本でも課題になってくるでしょう。
人々の行動変容についてですが、やっぱりあると思います。とはいえ、政府から出された緊急事態宣言やまん延防止等措置ではなく、報道、特に医療逼迫あたりが要因かと思います。医療逼迫とかが報じられると、「ちょっと、怖いので家でおとなしくしているか、、」というような心理になって、外出が控えられます。徐々に、感染者が減っている、、となると、「じゃあ、外に出るか、」という感じなんじゃないかな。
社会的には、まだ、緊急事態宣言やまん延防止等措置は続いています。9月13日〜30日まで緊急事態宣言が19都道府県、まんぼうが8県あります。とはいえ、徐々に、行動緩和も議論されるようになり、Go Toもそろそろかな〜、というような状況です。この文章を書いているのが、9月19日とシルバーウィークの真っ只中ですが、人出は増えているようですよ。
で、このまま収束するのか、、ということですが、徐々にそういう方向になるといいなー、とは思います。とはいえ、これからの寒い季節や変異ウイルス(ラムダ株やミュー株)、それにワクチンの効果減衰、とまだまだ、気は抜けません。行動緩和されれば、人流は起きるわけで、そこから、感染拡大の可能性は十分ありますからね。専門家の間では、第6波についての議論も始まっており、まだまだ、気の抜けない日々が続くようです。
個人的には、今年に入ってからはそれほど行動は変わっていません。やっぱり、コロナは怖いですからね。ですが、ワクチンを2回打てば、少しずつ、行動を緩めていけばなぁ。。。