この文章は令和3年7月23日に書いています。本日の新規感染者は4225人、やっぱり、順調に感染者は増えています。東京では緊急事態宣言は出ていますが、そろそろこれも効果がなさそう。実は、本日、ついに東京オリンピックが開幕しました。とはいえ、今ひとつ、盛り上がりに欠けるのも事実。今回はそんなことをば。

その１番の要因は、政治家サイドが説明責任をいまいち果たしていないのでは、、というところでしょうか。なぜ、この時期にオリンピックをするのか？そのメリットデメリットは何か？どうやって、感染者を防ぐのか？本当に大丈夫なのか？ということに対して、若干、抽象的な説明に終始したかな、、と思います。なので、国民の理解を得られていない、ということでしょう。

そういうわけで、それぞれの立場から反対の意を表明するわけです。感染拡大を恐れる立場からは、外国からの変異株流入はどう防ぐのか、と、オリンピックに伴う人流で感染拡大するのか、という反対が。飲食業界では、オリンピックをしないのであれば緊急事態も出さず、ここまで自粛しなくてもいいのでは、、という考え方があります。どちらの立場にたっても反対、というわけです。

実際に感染者が増えている、というのも気になるところです。東京では、グングン新規感染者が増えています（７月２２日時点で1,979人）。また、オリンピック関係者間のコロナ感染者もぽつらぽつら見えてきます。オリンピックで浮かれる人も出てくるので、さらに増えるのでは、、、という懸念、というのは出てきます。

とはいえ、実際始まってしまったわけですし、多少は盛り上がりを見せるんだろうな、、と思います。開会式、テレビ出ている人、多いと思いますよ。いくら、反対しても、よくも悪くも根に持たないのが日本人です。

ちなみに、個人的には、この原則無観客でオリンピック開催、悪くないと思いますよ。やっぱり、というのはIOCとの関係、他外国との関係（先のG７では反対意見はなかったようですし）、今まで準備に専念してきたアスリートやオリピック関係者の努力を思えば開催してもいいだろうと思います。無観客であれば、一番、コントロールが効かずコントロールが困難とされている、開催前開催後の人流は抑制されますし。まあ、もちろん、感染者は増えるのですが、それは個々人の感染対策でなんとか防ぐ、ということでしょうか？