この文章は令和3年6月24日に書いています。緊急事態宣言が終わった、というタイミングくらいで、新規感染者が増えてきました。緩めれば仕方がない面もありますが、いたちごっこどうにか終わらないかな、、と思う今日この頃です。
6月中旬頃、野党が内閣不信任案を出し、与党がこれを否決、ということで、衆院選の総選挙は9月半ばになりそうです。実は、これ、結構いいタイミングかな、、と思っています。というのは、ちょうど、オリンピックが終わり、お盆が終わり、まあ、第5波が落ち着くなので。
ところで、民主主義の仕組みとしては、まずは選挙で政治をする人を決め、その人たちに日本の政治を、特に立法と行政を任せることになります。そして、定期的に選挙を行い、選ばれた人たちがいい政治をしていれば続投等好意的な評価をし、だめだ、ということであれば、選挙で選ばず別の人を選ぶ、ということです。
これを現状に当てはめてみると、コロナが始まってからこれまでに採用された政策、アベノマスク、一斉休校、各種補助金・支援策、緊急事態宣言、テレワーク推進、ゴートゥー、酒類提供制限、イベント人数制限、ワクチン接種、オリンピックと多岐にわたります。これらの政策をとっている最中は、まあ、自分たちが選んだリーダーがしていることなので、意見は表明しつつも従いましょう。ですが、総選挙の時にこれまでのコロナ対策の種々を振り返り、評価し、審判を下すのが、民主主義的な対応なのかな、、と思います。そう考えると、争点は極めて明確なので、投票はしやすいのかな。
もちろん、コロナ、パンデミックは誰にとっても初めてのことで、100%うまく対策できる、ということはないと思います。なので、その分は割り引いて考えないといけない、、ということはあるのですが。
日本人の傾向としてはそれとは逆で、その時はあれやこれや文句を言ったり批判したりするのですが、いざオリンピックが終われば、「感動した」でその時の経緯を水に流したり、選挙の時は結局、惰性で支持政党を選んでしまうような傾向があります。うがった見方をすれば、政治家はそれがわかっているから、今でも強行的にオリンピックをしようとしているんだろうな、と感じました。
オリンピック、お盆とくれば、第5波、第6波、がくるというのは、まあ、固い判断でしょう。その時、上に政策あれば下に対策あり、ということで、7月のオリンピック開始から8月お盆から9月中旬頃までは、自分自身は、今以上に警戒心を持って過ごしたい、、と考えています。