この文章は、令和3年2月17日に書いています。年末年始の頃に比べると、新型コロナウイルスの感染症は落ち着いてきています。長野県も、このところ、感染者1桁が続いています。それと、今日は、記念日的な日なので、そんなことをば。
実は、令和3年2月17日は日本において、正式に、新型コロナウイルスに対するワクチンの接種が開始された日なのです。もう少し具体的にいうと、4万人程度の医療従事者に対する先行接種が開始されたということ。
今後の予定としては、医療従事者から始め高齢者、基礎疾患を持つ人、高齢者施設のじゅうぎょういん、それ以外の人という感じでワクチン接種がなされるようです。
欧米諸国やUAE、イスラエルといった国では、すでにワクチンの接種は進んでいるようです。あと、中国、ロシアその他アジア諸国も進んでいます。それと比べると日本のワクチン接種は遅いのですが、ある面それは仕方がないかなと。
諸外国の状況を見ると、効果は結構あり、副反応もなくはないけど許容範囲だ、ということは言われているようです。
日本でワクチンの開発がなされないんだ、、という批判もあります。それについては、過去の予防接種にまつわる訴訟であるとか、ワクチンのビジネスとしての難しさも指摘されます。
現在、ワクチンを開発できた国(その国を拠点としている製薬会社がワクチン開発に成功した国)は、アメリカ合衆国、イギリス、中国、ロシア、という大国がほとんどなので、やはり難易度は高いことなのだろうと思います。これだけの需要があるにも関わらず、製造販売できる会社が10社に達さないというのもすごい話です。国防的な観点からはワクチン開発能力はあるべきと思うので、今後どうするかは国レベルで検討していく必要はあるのかなと。
ぼくがワクチンの接種を受けるのは当分先で、年内になんとかなるかな、、というところです。ただ、それまでには色々とワクチンでも知見ができているので、今や本当に出始めに受けるよりは不安は少ないと思います。それまでは、感染しないよう気をつけたいものです。
ワクチンに打つまでに時間はかかるのですが、それは、政府当局、地方自治体、運輸業社、ワクチン製造業社さんが尽力していると思うので、それを信じて待ちましょう。
最初のうちは、供給も追いつかず、また、接種体制も整備されていないので、サクサクとは進まないと思います。ただ、時間が経てば、この辺りのスピードアップはされてくるのでは。