じっくり考えたいときの方法論

頭を悩める難問について、じっくり腰を据えて考えてみる、ということあろうかと思います。そういう時のための方法論、持っていたいものです。

まずは、紙に書きながら考える。紙に書くと思考が整理され、積みあがっていくようになります。逆に紙を使わないと、考えているようで同じことがグルグルと頭を回り、考えが前に進まない、ということになってしまいます。

できれば考える型を持ちたい。例えば、Pro-Conであったり、Central issue-Course of Action – Recommendationだったり、質問だったり、マインドマップだったり、考える枠組みは世の中にたくさんあるので、自分にあった枠組みを使うといいでしょう。ちなみに、ぼくはビジョナリーコーチングという枠組みを使って物事を考えることが多いです。

それと、休み休み考える、というのもお勧めです。もちろん、時間がない場合にはこの方法をとれません。ただ、時間があれば、いったんできる限り考えて、ある程度考えつくしたら、また、考える。また、別の時間にこの前書いた紙を見ながら考える。よく、寝かせる、といいますが、思考も寝かせるといいものが生れてくるようになるようです。

紙に書く、というのと若干矛盾しますが、考える場所や方法を変える、ということもあります。ある時には机に座りながら、ある時はぶつぶつ独り言を言いながら、ある時は散歩しながら、場所や機会が変われば異なった着想がでてきます。

最後はやっぱり人と会って話をすることが決めて。ですが、人は慎重に選ばないといけません。条件として、自分と人間関係がきちんと成立している、近すぎない、きちんと話を聞いてくれる、批判的ではない、口が堅い、ということがあろうかと。職業としてこういうことをしてくれるのが、コーチであり、カウンセラーかな、、と思っています。

やっぱり、じっくりと考える、簡単なようで結構難しい。ここで、あげたような技術を駆使して、色々と思索にふけることがお勧めです。

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