このコロナ騒動から感じたこと129~12月22日の状況

この文章は令和2年12月22日に書いています。第3波の波は止まりません。なかなか、肉体的、経済的、精神的に辛い日々が続きますが、今の状況を若干俯瞰してみます。データはNHK特設サイトから引用しています。

12月21日における累計の新規感染者数は201,050人、10万人を超えたのが10月30日なので相当早く新規感染者数が増加しています。死者累計も2,965人と多いでしょう。お亡くなりになる年齢の人はやっぱり高齢で基礎疾患がある人が中心のようです。

要因として考えられているのは3点ほどあります。1つ目は寒さによるウイルスの活性化。2つ目は寒さによる換気の不徹底。それと、3つ目は人の慣れ、ということ、言われています。

それが社会に与える影響としては、やはり、医療機関への負担、これが非常に大きい。連日、連夜、報道番組の中ではそれについて言及されています。幸い、現在は物資が足りないということはないようですが、患者さんがどんどん増えるので負担は増す一方です。

政府や地方公共団体はその状況を受け、人の動きを止めにかかります。結構、ギリギリまで粘ったGoToもついに停止。勝負の3週間、飲食店の営業時間短縮要請、国民や住民への呼びかけ等、緊迫感が伝わってきます。ただ、緊急事態宣言を出すかどうかはかなり苦しいところ。

国民の反応は、、、というと、少し鈍いかな、、、という感じ。第1波の時の緊急事態宣言の時の緊迫感というものはありません。なんとなく、10月頃の日常が続いている感じです。もちろん、感染防止策はしているのですが、今、強化しているということはないようです。ブラウン管の向こう側の世界、というように見ているのでしょうね。きっと。

疫学的な進展としては、ついに、ワクチン接種が開始されました。先陣をきったのはファイザー製のもの。アメリカやイギリスで接種が開始され、日本では、来年の3月くらいから摂取されるのかな。ただ、効果や副作用はつかみ切れていない面があるようで、慎重に対応しないといけない、ということがあるでしょう。

気になる点としては、イギリスで発生した変異種。感染力が最大70%強い、ということで、ヨーロッパ各国を中心に激震が走っています。これもなんとか抑え込めればいいのですが、、。

ということが、11月~12月にかけての、コロナの状況、ざっくりとまとめてみました。状況は深刻さを増しつつあります。早く、おさまってほしいものです。そのために自分としてはなにができるか、考えてみたい今日この頃です。

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