お金を支払うとき、「なんのために支払うのか」ということが明確になっていますか?それができている人はお金を使うことがうまい、と思います。
というのは、なんとなく、お金を払っていること、案外、多いんじゃないでしょうか?
特に多いのが、継続課金で、実質的にほとんど使っていないようなサービスなんかがそれです。ジムなんかが典型的な例で、当初はノリノリでジムとかにいっていたのに、そのうち行かなくなって、でも解約していないからなんとなくお金を払い続けている、そんなことありますよね。
もちろん、ジムはいいんです。それは、ジムに足しげく通って、きちんと支払ったお金の分だけ活用できている限りにおいては。
逆に、自分がこだわりがあるところ、そういうところに対する支払については暑苦しく語れるはずです。ぼくは、今年はこういう情勢なので行けてないのですが、ほぼ毎年海外旅行に行ってました。旅行に行けば、貧乏旅行といえども、結構なお金がかかります。でも、それについては、必要な支出と思っていますし、旅行の楽しさについては暑苦しく語ることができます。
逆に、安くしていることについて、熱く語れるのも大切。たとえば、ぼくは、いいまだに、iPhone 7でかつ、格安Simを使っています。これ、取っても安いのですよね。この理由は割と明確にいくつかあげることができます。多分、漫然と最新のiPhoneをメジャーは電話会社にしている人は、流されているだけのことも多く、それについて語る言葉をもっていない、ということがあるでしょう。
このようにお金を支払うにも節約するにもそれを熱く語ることができる、つまり、明確な理由づけができる人はお金の使い方が旨いのでは。漫然と、支払うということは、財布に穴があってそこからボロボロとお金が流れ出しているようなもので、そこを理由というフィルターをかけることにより、防ぐことができます。逆にお金を使わない、というのも、じゃあなんのために貯めているのという疑念が呈されてしまうので、きちんと自分の価値観に基づく使い方ができれば、その分人生が豊かになるのでは。
ということで、お金を支払う時には、なぜそれを支払うのか、逆にケチるのか、明確にすると、お金が貯まりやすいのかなと考えています。