この文章は令和2年11月1日に書いています。新型コロナウイルス感染症の新規感染者数がじりじりと増えています。昨日、国内の新規感染者数は877人となり、すわ第三波か、という状況になっています。欧米の感染者数も増加し、ヨーロッパでは強行的な政策もとられているようです。
とはいえ、日本のほうは今のところそういう状況にはなっていないようで、経済を回すほうに重点が置かれています。宴会も、ぼちぼち行われているモードにはなっています。
宴会の方向性としては2つあるのではと思います。一つは、公式にある程度の規模感をもってする方向、もう一つは仲間内でこじんまりする方法。おそらく、真ん中になると中途半端で開催しづらいのでは。
まず、公式に宴会を催すことについて。それはなにがしかのコミュニティの中で、という想定になります。そうすると、公平性の担保からその中では偏在なく情報を届ける必要があるでしょう。そうすると、不特定な人、普段は会わない人が会するということもあろうかと思います。
そうなるとリスクが高くなりますよね。それを防ぐために、十重二十重に規則を張り巡らすことになります。体温、手指消毒、換気、グダグダ防止、出席者の把握、等々。堅苦しくはなるのですが、それを事前に伝えておいてそれでも来る人だけ受け入れるということになります。この場合、ある程度人数が集まらないと、お店も困るので必要人数を集めるために集客という行為が発生します。
この場合、大切なのは体調を壊した時のキャンセル料の扱い。無理して出てこられると困るし、でも、食材の準備が、ということになります。なので、この場合、事前にキャンセル料についてどうするか、決めたうえで公募することが必要です。あくまでも参加者が負担する、のか、お店側にもってもらうのか、幹事が自腹を切るのか。ぼくが仕切る場合は、最悪、自分が持つことを想定して宴会を組みます。まあ、少人数ですしね。
もう一つは、こじんまりとクローズドに行う。人数とすれば2~4人。できれば、いつも会うような人(家族、職場、友人)で。それと予約は席の予約だけで料理はなるべく予約しない。そうすると、リスクは低くなるし、参加者のうちだれか一人が体調を崩しても、影響が少ない。あとは信頼関係があるし、参加者そのものを選べるのでリスク管理が容易ということになります。
多分、この真ん中は結構やりにくい。自分自身は、個人的な呑み会と、公式的な呑み会の真ん中(FBでイベントページを立てるけど知り合いに限定等)ですることが多く、そうすると妙なやりにくさを感じることがあったりもします。ということで、どちらかに振り切ることが大切、というのが今回の教訓でした。