この文章は令和2年9月8日に書いています。昨日の東京の新規感染者数は77人、日本全国でも293人となり、大分減ってきました。休み明け、ということを加味しても減少傾向にあり、第2波もそろそろ収束か、というところまで来ています。
さて、7月から本格的に第2波が到来しました。政府の対応としては、緊急事態宣言は出さずに、Go To Travelも止めずに、一定の自粛要請と各自治体の努力でなんとか今回も乗り切りました。それはそれで、ある意味すごいな~、と思います。
で、その間、緊急事態宣言を出してほしい、と思っている人、一定数いるのではないかな~と思います。
その動機の1番目としては、急速に新規感染者が拡大していくことの恐怖でしょう。報道される新規感染者数の数は第1波を上回る勢いで増えていきます。それを見たことによる恐怖感を逃れるために緊急事態宣言を出してほしい、と念じる人もいたと思われます。
もう一つは、嫉妬。ようは、自粛している人たちは楽しそうに遊んでいるを見ると気にくわない。緊急事態宣言が出ているときは、「みんな頑張ろう」とか、「Stay Home」と、一丸となって頑張ったのですが、今のほうが自由度が高いというか、それほど厳しく規制されていません。なので、リスクが低い人は遊びに出てしまう。他方、リスクが高い人は行動制限を外すことができず、モヤモヤしてしまうという、感情を持つ人、案外多いのではないかな、、。
普通に考えれば、緊急事態宣言を出すと社会的にも経済的にも悪影響を及ぼすので、出さないほうがいい、と思う人のほうが一般的でしょうが、必ずしもすべての人がそう思うとは限らない、、、と感じました。