さて、時に、深く長く人づきあいをする、ということはどういうことが大切なのでしょうか。その一つの要素として、自分の気持ちや考えを素直に率直に伝えることが大切だと思います。今回はそんなことをば。

やっぱり、正直に伝えることは長く深い関係においては不可欠だと思います。短期とか表面上の付き合いであれば、自分の気持ちを抑えて、その場を取り繕ったり、流したりすることは可能でしょう。

ですが、それが長期に、深くに、となると、抑えた気持ちがどんどん積みあがって大きな不満が形成されます。100％完璧に抑えることは流石に難しく、相手となる人にも祖の不機嫌さが伝わってしまう、ということもあるでしょう。そうなると、どこかで爆発するか、最悪の場合は人間関係が切れてしまう、ということもあるかもしれません。

正直に伝えることにより、自分の中の不満の積み上がりを防ぐことができるのでは、と思います。

その場合、２つほど留意点があります。まず、伝える側の留意点としては、できる限り相手が受け止めやすい形にする。正直に伝えにくいこと、というのは、相手の意向や行動に反するようなことですよね。なので、不注意に伝えると相手の機嫌をそこね場合によっては逆効果になる可能性もあります。そうならないように、伝えるときは出来る限りやわらかく、相手の心に反感を呼び起こさないよう留意することが必要でしょう。

そして、両者にとって必要なことが、言われた方が受け入れられないときにどう調整するか？正直に伝えても、やっぱり、受け入れてもらえるとは限りません。その時に、いさかったり、平行線をたどったりしないように、双方が考えて、時には歩みよって、お互いが納得がいくようにするよう努力することが大切でしょう。

ということで、正直に言うことの大切さとその時のコツについて考えてみました。実は、正直に言うことは結構怖く、勇気がいることですが、そうすることのほうが自分の精神状態もそうですし、時によっては相手との人間関係が良くなることも多々あるでは、なんて思います。