この文章は令和2年3月25日に書いています。3月19日頃の政府発表において、少し、状況持ちこたえている旨の声明がありました。そのあたりから、少し、自粛ムードが緩み始めたと感じています。
その後の三連休、行楽地は結構色々なところで人がにぎわったようです。それと、SNSや街の様子を見ても、結構、呑みに出ている人が多いように感じます。ぼくも、どうしてもはずせない用事があって、会食したのですが、そこも結構な賑わいでした。
やっぱり自粛することに対する飽きみたいのが、人々にはあるようです。外に出たい、人と会いたい、イベントや趣味をしたい、という気持ちがあるのは人間の本性ですよね。その本性を抑えているので、どうしても、無理がでて、行動に制御が聞かなくなります。
さらに、この病気はなかなか目に見えにくい。特に、病気の映像が出回るわけではなく(災害の時とは大違いです)、身近に感染した人がいてそれを認識している、というのも、この時点では、少数派でしょう。テレビ、新聞、その他メディアの中では、どんどん、数字が増えていくのですが、それを実感をもって受け止めにくい、そんな面もあるでしょう。
そこにきて、「もちこたえている。」とか、「一斉休校はやめる。」という、どちらかというと、明るい話が一時でたわけです。そうなると、弛む方向に行動が流れてしまい、自分のことを含めてですが、気分が緩んでしまった、というわけです。
もちろん、その間も感染は拡大しています。弛んでしまったものはイマサラ仕方がないので、これからは細心の注意を払って感染が少しでも減るようにしたいものですね。