この文章は令和2年3月3日にかきました。コロナ騒動、ここまで、全国的に影響を与えること、令和になってから初めて、いやいや、平成からとおしてからでも初めてかもしれません。そんな災害だと、つい浮足立ってしまいますが、だからこそ今の動きを見つめ、次につなげていたいものです。
今は、社会的に非常に混乱しています。病気そのものも怖いのですが、それよりむしろ、それに伴う経済的、社会的影響が非常に大きいのです。
次々と、燎原の火が広がるように感染が日本中に広がっていきます。それに伴い、社会は混乱し、経済は停滞する。政府は次々と手を打つが、後手に回ったり、現場がついてこない、という、厳しい状況です。
おそらく全国的に疫病が広がっていく、一地域にとどまらない、というのは、かなりまれなケースで、それが、混乱をより一層激しくしているのでしょう。今まで、こういうことはなかったからこそ、対応が難しくなっている、ということです。
混乱の時期、手探りの時期だからこそ、現在の状態を注視したい。それは、政府の政策しかり、企業の対策、個人としての感情や行動、マクロ経済動向等々。それぞれの主体がどのように手を打って、それがどんな効果があったのか。
それを今きちんと見ておくことが大切です。それをもとにそれを落ち着いた後で振りかえり、次に起こったらどうするか、そして今度どのように備えていくか考えていく。そうすることにより、将来、同じようなことが起こった時にもスムーズに対応できるはず。
そのためにも、やはり、今から目をそらさず、偏見を持たず、フラットに今回を見つめることが必要かなと。