仕事を任せてもらえない、、もちろん、能力面もありますが、それ以上に信頼関係ということが大きいと思います。特に上司部下の関係で、信頼関係ができないと上司は往々にしてマイクロマネジメントに走ります。どうしたら、そうなるか考えてみました。ちなみに、結びつきが緩い関係の場合は、人が離れてしまう、そういうリスクもあります。
まず一つめには、報告をしてこない。特に、問題が発生した時にこれが顕著で、報告したときに大問題になっていたり、別ルートから問題に対する報告が入ったりすると、上司としてはもう困ってしまいますよね。こうなると、安心して任せられなくなります。
信頼関係があれば、「便りがないのはよい便り」ともいえるのですが、そうでないと、片端から報告を求めるようになってしまう。信頼関係ができていないと、任せられないので、指示も多くなってしまいます。そうすると両者にとってよくない関係となってしまうでしょう。
次は、連絡しても返信してこない。人は、督促するのは、やっぱり嫌なのですよね。連絡して返信が来ないと、じりじりしながら返信を待っていたりもします。連絡がないと、メールだけでなく電話してきたり、電話にも出ないとなるとストレス倍増、となるので気を付けましょう。
そうそう、メール好きな人は電話をすることが苦手なので、そういう状況に置かせないないよう、早めに返事をする(返事が電話であってもそれはかまわない)ことが肝要です。 少なくとも、読んだ旨といつ頃返信できるのか、くらいはしておきたいところです。
最後は約束を守らない。〇〇までに△△しますね、と言いつつ、しない人。これは、やられたほうは相当程度印象が悪いです。「約束を守ることは当たり前だ。」というのが、日本での一般常識。
ですが、俺は守るよ、と思う人でも、意外と守れていない人多いです。それが、約束に対する軽重感覚のズレ。受けた方は「まあ、大したことないし、やらなくてもいいかな~。」と忘れたり、放置したりすること案外と多いです。頼んだほうは、当然対応してくれると思っているものを対応してもらえないので、いい気分はしません。
あとは、状況が変わって約束が果たせない、という時もありますよね。そういう時は、きちんと早めに説明と謝罪をすることが必要です。ポイントはもっともな理由を明示すること。そうすれば、きっと受け入れてもらえます。ここで逃げちゃうと事態は悪化してしまいます。
往々にして、嫌なことや重要でないことに逃げたり軽視したりすることは人間の常であります。ですが、それを対人関係に持ち込むと対人関係が一気に悪化し、任せたくても任せられない、という状況になってしまいます。なので、きちんと報告、返信、履行するように気を付けましょう。