大切なコミュニケーション(商談やデート)の場合において、事前準備が大切だ、とよく言われます。それはそうなのですが、一つ、気を付けておいたほうがいい、こともあります。今回はそんなことをば。
それは、シミュレーションに囚われてしまうこと。大切なコミュニケーションの前には色々と情報収集もします。その結果を受けて、想定問答やトークシナリオも結構色々と考えたりもします。
ここで、ポイントなのが、必ずしも、話が事前に想定しているように流れていくとは限らないこと。で、往々にして陥るのが、シミュレーションどおりに進まないと、焦ってしまい、その後のコミュニケーションがダダ崩れすること。
本来、コミュニ―ケーションは相手があるものなので、自分の想定どおりに進むとは限りません。なので、その場その場で相手の対応や表情を見ながら作っていくことが必要です。別の言葉で言えば臨機応変力、といったところでしょうか。
多少焦ったりするのはやむを得ない面はあります。ですが、別のほうに流れたら仕方ないのでその場で立て直していくことが必要でしょう。もしかしたら、席を外す等してコミュニケーションの流れを止めて少し落ち着くということもありかもしれませんね。