危機、よくありますよね。会社の危機、家庭の危機、個人としてのキャリアの危機。ただ、危機ということは悪いことばかりではありません。今回はそんなことをば。
これは、ぼくが前職で他の拠点に出張で立ち寄ったときのこと。その時の、懐疑メモにこんなことが書いてありました。
「危機は言葉を分けると、危険と機会となる。つまり、dangerous とchanceという意味になる。」
ということです。注目したいのは、「機会」、「chance」という言葉が含まれていることです。
危機はchance、なかなか、しっくりこない考え方だと思います。ですが、危機がくればそれに対応することにより、組織であれ、個人であれ、能力があがります。
また、危機の時は、慣性の法則が働きにくくなるので、今の状況を変えたい、と思っていると、案外それができてしまったりもします。
また、危機の時には、色々と考えたり創意工夫をしたりもするので、そうすると新しい方法ややり方を身につけることにより、レベルアップが図れます。
あと、危機を共有し乗り切った後だと、人間関係が深くなる、ということもありますよね。
もちろん、危機には危険、dangerousという意味もあるので、扱いを間違えると丸焼けになってしまいます。ですが、そこを乗り切れると将来が開けてくるので、辛いのですが、なんとか乗り切れたいものであります。