世の中には、「いつか~したい。」と思っている人、結構、多いと思います。ですが、この「いつか」というのは基本的には実現しないことが多いのです。
「いつかしたい。」「いつかやろう。」と想い続けて、なかなか、それが実現できず、時だけが流れてしまった、、ということ往々にしてあります。そのうち、「まあ、いいや。」となんとなく、もんやりとした気持ちで、いつのまにか、やらなくなってしまう、ということありますよね。
たまには、こういうこともあってもいいのですが、あまりに多くあり過ぎると、自分の人生が日常やいつものことに埋没してしまうことあります。ときとして、幸運があり、「したい」ことができる環境が来ることもあります。が、自分で主体的に動いたほうがかなう可能性高くなります。
では、どこに問題があるのか。「いつか」というように時間軸が明確になっていない、というところがあります。「いつか」というのは、遠い未来にあるような気がして、イメージがつかめない。漠然としている感じになり、なかなか、腰があがらない。そうこうするうちに時が流れてしまう、ということがあります。
一つは時間軸を明確にする。それも、できる限り早い方がいいでしょう。3年後よりは1年後、1年後よりは半年、半年よりは3か月後、、、、といった感じ。期限が近付けば近づくほど明確にイメージしやすい。もちろん、ものごとによっては時間軸を遠くにとらないといけないこともあります。そういった場合は、逆算でその間、なにをしているか明確にする必要があります。
それとともに、できる限り具体的な行動に落としてそれに向かって行動する。もちろん、明確なタイムラインや筋道をかけないこともあるでしょう。そういう時は目についたことをからできる限りでいいので、行動に移していく。もちろん、無駄足もあるかもしれませんが、なにかしら「そこ」につながるものもあるのでは。
あとは、覚悟。それは、慣れた日常から抜け出す覚悟でしょうか。「いつかやりたい」と思っていることは、日常の延長にないことが多いです。つまり、自分が歩いている日常から外れる必要があります。日常から外れる、というのは、おおかれ少なかれ億劫だったり不安だったり心配だったりします。なので、その壁を越えていく、ことにより、自分がやりたいことに近づくということになるでしょう。
というわけで、「いつか」と思っていてもなかなかやってこない。なので、時間を決めるなり、最初の一歩を踏み出すなりをして状況を動かす必要があります。そこには、自分の日常から少し離れるのでそこから生じる心理的抵抗感をうまく乗り越えていくということも必要でしょう。