取引先がおどしはったりを張ってきた場合の対処法

そんなに多くはないのですが、ビジネスをしていると、おどしはったり的なことを言って自分の立場を優位にもってこよう、としている人いますよね。今回はそんなことへの対策をば。

例えば、「~という条件を飲めなければ、お宅との取引をやめて別の所と付き合います。」って言われたりすることありますよね。そういう場合、「それは困る。」とばかり、相手の主張を受け入れてしまう、ということあります。

もちろん、受けざるを得ない場合、ということあるでしょう。ですが、弊害として、自分にとって不利な条件での取引になってしまうことがあります。また、相手のおどしに屈したことになるわけで、自尊心の低下は避けられないです。

対応としては、まず、相手の状況を考える。どうしても、そういうことを言われる自分のことしか見えなくなります。売上や利益の減少、といったことですよね。ただ、長い付き合いもあるので、相手にとって別の取引先にすることがプラスならないこともあります。つまり、相手の目的や状況を読み、それに基づき対応を考えてきます。

一般的に、取引先を変える場合は、こっそり行い、決まったときに結果を持ってくるということが多いです。というのは、もし、変えようとしているのが相手側にわかると、そこに軋轢が生じたり、変えないことになった場合でもギクシャクが残るから。なので、「取引先を変える」と言っているのは、一義的にはそういう考えはないとも考えられます。

とはいえ、先方は自分に不満があってそういうことを言っているので、それを放置すると本当に変えられしまうので、きちんとフォローすることは必要ですが。

それとともに、大切なことは覚悟です。覚悟には2つあって、まず一つは自分の判断を信じる力です。そう、「アカギ」の第1巻で、南郷が「アカギが強いのは、読みや判断に自分を預けることができるからだ。」といった、あれですね。いくら、「これはおどしだ。」と洞察できても、「そうはいっても、、」と弱気に考えそれに流されるとどうにもなりません。

もう一つは、実行されることへの覚悟。「おどしだ。」と思っていたら、本当に変えられたということです。そうなっておたおたしてもよくないので、リスク管理や心の準備をしておくことでしょう。新しく売上を作る、とか、会社の規模を縮小するとか、いくつか考えられることがあると思います。

もちろん、個別には色々な事情があるので、一概には言えないということもあるでしょう。ですが、相手の手やペースに乗らないために、おどしやはったりをうまく対処するということも必要です。

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