過去と仲良く付き合うためには

過去のことを考えると、つい、ネガティブな気持ちになってしまう、そんなことありませんか?そんな時の考え方、少し綴ってみることにします。

過去を振り返ると、自然に起こる感情は「もっと、こうしておけばよかったな~。」ではないでしょうか。つまり、後悔の念なわけです。

どうしても、現在から過去を振り返ると、その軌跡や結果がわかってしまいます。山登りに例えると、上から振り返ると、自分が歩いてきたルートがわかりますよね。そうすると、近道をしたかそれとも回り道をしてしまったか、わかるということです。それと同じで、過去、こうしたほうがよかった、こっちのほうがもっと近道だった、と感じること往々にしてあると思います。

ですが、忘れてはいけないのは、その時は未来の様子や道筋はわからない、ということです。その時々は、その時に判断できるベストの判断をしているわけです。その時は未来から振り返れないですからね。そう考えると、現在から過去を振り返ってああだこうだいうのは、仕方のないこと、でしょう。

なので、未来を見て現在を生きていく、ということは結構大切な心がけになります。

じゃあ、過去を振り返るのに全く意味がないのか、、というと、必ずしもそうではありません。まず、1点目にしておくといいことは、そこから教訓を得るということ。過去を分析して、未来に対する指針を手に入れる、特に失敗と思われることはどうしたら再発しないか考え、手を打つ、ということでしょう。

もう一つは、自分の成功体験を想い出す、ということです。普段、あまり思いださないですよね。どうしても、意識しないと悔恨に意識が流れがちです。ですが、ここを意識して成功体験を思い返すようにする。そうすると、自己肯定感がよみがえり、やる気がわいてきます。とはいえ、成功体験ばかり思いだすのもどうか、、と思うのでたまにくらいがいいのかな。

過去を振り返ると、結構、後悔や悔恨としてみることが多いかと思います。ですが、意識してそこから教訓を得たり、成功体験で自分を鼓舞したりしたいものです。

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