先日、とあるワークショップに参加した時に、「やりたいことの見つけ方と絞り方」について議論する機会がありました。自分の中でも色々と考えさせられたので、まずはそんなことから。
この段階で大切なことは色々なことをやってみることでしょう。それも、どかーんと一つのことに時間を割くのではなく、できることが一つずつ、多くの種類をする、ということが必要です。
そのことをふまえると、まずは、やりたいことリストを作ってみる、のがいいでしょう。できれば、あまり大きな目標とかよりは、小さくてちょっと頑張ればできそうなことを。例えば、最近できたあのカフェに立ち寄る、気になっているイベントに参加する、1泊2日の小旅行をする、昔読んだ本でもう1回読みたい本を再読する等々。
それを、時間があるときに徐々につぶしていく、もしくは、1日一つずつこなしていく、という感じで行動に移していく。そうすると、1回起こした行動により新しい発見があったり、次の行動につながったりすることもあります。また、やったことで満足することもあれば、更に次に続いていくものもあるでしょう。そうやって、次に続くものを紡いでいくと、それが「やりたいこと」になってくるでしょう。
または、人からの誘いにはとりあえずのってみる。それにより、自分が知らなった世界が見えることもあります。当初は、「あまり興味がないな~」、「面白そうじゃないな~。」と思ったものでも、案外とやってみると面白かったり意義深かったりする、ということもあるでしょう。
人と言えば、自分に近しい人のもっている趣味や興味をなぞってみる、というのもいいかも。その場合だと、その人が自分を新しい世界に誘導してくれるし、もし、同じ興味、趣味が持てるのであれば、人間関係にいい影響を与えます。もちろん、興味や趣味が合わない、ということもあるので、無理はしないほうがいい、のでしょうけれども。
あとは、深掘り、もしくは横展開する。好きなこと、趣味は結構持っている人は多いですよね。それを、毎回同じようにするのではなく、その水準をあげてみる。
ランニングが好きな人であればマラソン大会に出たり、マラソンクラブに入会してみる。ランニングと近いサイクリングや水泳という近接領域に入る。それにより、円錐上に世界が広がっていく。もともと、自分が好きなことから始まるので、深掘りしやすく、近接領域も好きになりやすい、ということがあります。
ということで、今回はやりたいことの見つけ方について考えてみました。見つけ方、と同時に深め方もとりあげています。じゃあ、やりたいことが膨らんだらどうするか、は次回とりあげることにします。