むしろ、口を動かすより手を動かしたい

以前、アメリカに留学していた時に、音楽系のボランティア団体で活動をしていたことがあります。その時に自分らしいな、ということがあったのでそんなことをば。

アメリカでも日本でも寄付を集ファンドめるために、イベントを行うことがありますよね。それはバザーの時もあるし、パーティーの時もあるし。このイベントをファンドレイジングなんて読んだりもします。

で、所属していたボランティア団体でもイベントをちょいちょいやっていました。ぼくは、イベントに参加する、のではなく、主催する側に回り、イベントの手伝いをしていました。

例えば、パーティーやライブをやる際に、準備、片付け、はもちろん、イベント中は飲み物やスナックを売っていましたよ。ちなみに、この販売代金が寄付として活動資金になっていた、ということです。

ここからが本題なのですが、参加者の人たちはパーティーの中で話に興じております。一方、ぼくは、黙々と飲み物売ったり、ハンバーガー作ったりしているわけです。でも、この状況は実は嫌いではなくて、結構、楽しみながらやっていました。

つまり、自分自身は、口を動かすことはそれほど得意ではないですが、手を動かすことは結構好きなのです。

具体的には、自分は、軽妙な会話で座を沸かせたり、とか、知らない人たちの中でぐいぐい中に入ったり、飲み会で盛り上がっているところに割って入ったり、ということがあまり得意でないのです。後、話をしていても、話をすることに疲れてしまったり、気が乗らなかったりで、黙りこくってしまう、ということもあります。1対1だとさすがにそれはないのですが、1対多だとそうなってしまうこともちょいちょいあります。

その一方、手を動かすことは、結構好き。例えば、準備をする、鍋奉行をする、後片付けをする、といった、地味にもくもくと手を動かすのが特に。この場合、コミュニケーションがあまり発生しなくても大丈夫。

ということで、ぼくは口を動かすのはちょっと苦手。特に初対面であったり、1対多のコミュニケーションの場合は特に。セミナー講師みたいにあらかじめ定められたことを話すはいいのですが。その代り、手を動かすのはおっくうではないので、そんな感じで貢献できればと。

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