さて、セミナーや研修の際に、板書や説明についてメモを取る、ということがあろうかと思います。その時、ノートにとるか、テキスト等配布資料に取るか、悩ましいですよね。それについてのいくつかの判断基準について考えてみます。
まず、ノートをとる派の論拠について考えてみます。それは、メモをとりやすい、、ということがあります。
ノートだと、A4かB5のどちらなのですが、どちらをとったとしても、スペースが足りなくなる、ということはないと思います。そのページを使い切ったら次のページに書けば、書くスペースに困らずテイクノートに苦労しない。
このスペースが広い、ということは、字や図を大きくかける、ということにつながります。大きい字や図は多少雑に書いても判読は可能であると。
逆にテキストに書き込むことのメリットは情報の一元化なのです。ノートをとった場合、ノートとテキストが別々にあるので、のちの振り返りや情報の保管がやっかいです。その点、テキスト書き込みにすれば、テキストさえとっておけば、情報を保持することができます。
また、復習の際も、関連するテキストのページに書き込みがあれば、そこを見れば復習が容易で、いちいち、ノートをを開かないので楽です。
というわけで、それぞれに長所短所があります。ぼくはどうしているか、ですが、ベースとしてはテキスト書き込み型でやっています。ただし、テキストがない、書き込みにくい、ということがあった場合はノートをとるということで補完している、といったところでしょうか。
テキストにそれなりに余白があって、ノートで取りやすいのであれば、あえて別にノートを設ける必要はないと考えています。