会計事務所で価値の見える化できていますか?

会計事務所業務、専門性の高い仕事なので、なかなかその価値が理解されにくい面があると思います。高く評価してくれるといいのですが、時には、わかってくれない、というときもありますよね。そんなとき、どうすべきか、考えてみました。

原因は、というと、相手の業務に対する理解の無さと会計事務所がそれを伝えるべき努力を怠っている、ということがあろうかと。

例えば、PCの画面上やプリントアウトした帳簿を見て、修正仕訳を適宜入れて、コミュニケーションをあまりしない、、、となると、クライアントとしては、「この人はなにをしているのだろう….。」と思ってしまう、ということもあるでしょう。

やっぱり、我々がしていることにはそれなりな価値があるはずで、それをきちんと見える化する、ということが必要です。

そのために、まずは、コミュニケーション。誤りがあっても、自分でシレッと直すのではなく、それを経理の人に伝える。きちんと経理の人を指導していることがわかるように、かつ、経理の人を責めないように、それとなく社長に伝える、ともっといいでしょう。

あとは、情報提供。税制、保険、システム、補助金等等、会計事務所ならではの情報が集まっています。それを、適宜提供していく、と価値を認めてもらえます。保険やシステムだと、売り込みに走りがちですが、営業というより情報提供というスタンスのほうがいいでしょう。

もしくは、結果報告。通常、決算がまとまると決算の報告を社長に対してすることがあるかと思います。その時に、特殊な取引、や、今年の重点課題等、自分たちがどういった活動をしてきたのか、ということを伝える、といいでしょう。

もちろん、価値を伝えるという前提として、価値を発揮するということがあります。ただ、価値のあることをしていても、それをきちんと伝えないと相手にはわかってもらえません。なので、自分たちの価値をどう伝えるか、ということを日々考えることが必要です。

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