お土産、割と手軽で、かつ、もっていくと喜ばれるところもあります。ただ、なんでもかんでも持っていけばいい、というわけでもないので、注意が必要です。
お土産を持っていくときに怖いのが、相手が満足していなくてもそれがわからない点です。つまり、内心、「こんなんもらってもなー。」と思っていても、そういうフィードバックをくれる人はほとんどいません。だいたいは、「ありがとうございます。」で終わってしまいます。
なので、お土産を持っていくときは、結構、細心の注意をはらうべきです。相手が、どんな嗜好の持ち主でどういう家族構成か、ということを考えて、それから持っていくものを考えます。もちろん、相手が気に入りそうなものがわかれば、それをもっていく、ということです。
とはいえ、そこまではなかなか判断できないこともあるでしょう。そういう時は、保存がきく、小分けに包装されている、お菓子を選びます。経験上、これが無難かな。やっぱり、すぐに食べないといけないと、食べるタイミングを選びますよね。でも、無難すぎるので、多くの人がお土産を渡すということになれば、少し考えたほうがいいかもしれません。
その他、呑み屋にもっていくときは、酒のつまみになりそうなものがいいかな。でも、呑み屋にお土産をもっていくのは、食べ物を持ち込むことになるので、よっぽど仲のいいところしかもっていきませんが。
贈答の定番というと、酒ですが、やっぱり人を見ることが大切です。お酒を飲まない人に酒をもっていくと結構寒いので。
あとは、一人の人にあげるのなら、割と小さくて高級なものがいいでしょう。高級なものだと、相手も自分で買うことはあまりないし、たくさんだと食べきれなかったりもしますし。
ということで、お土産物、色々と論点はあるものの、手軽に喜ばれることが多いので、持参したほうがいいでしょう。一番、心にしておくのがいいのが、「もしかしたら相手は喜んでいないかもしれない。」ということですが。