ここで、クイズです。
Aさんが早起きをする、と決意しました。それまでは、7時ちょっとすぎくらいに起きていたのですが、「よ~し、5時に起きるぞ!」と決意しました。ところが、次の日、頑張ったものの、結局起きたのは6時半となってしまいました。
あなたはAさんのことをどう評価しますか?
目標は達成できなかったよね
大抵の場合、「Aさんは5時に起きるっていったのに結局6時半だよね。な~んだ。」みたいに思うのではないでしょうか。つまり、目標を設定していたのに、それを達成できなかった、というネガティブな評価を下しがちです。そう考えるとAさん自身も周囲の人も、あまり良くはとらえず、Aさんも早起きをする、ということを放棄してしまいがちです。
以前と比較してみると
ですが、Aさんは今まで7時ちょっとすぎに起きていました。ところが、今回は6時半に起きています。これは、30分以上早く起きれていますね。つまり、Aさんは目標は達成できていないのですが、早起きそのものはできている、ということができます。現状より、進歩している、わけですね。
目標と以前とどちらと比較すべきか
こう見ると、実績を目標とくらべるか、以前の状況と比べるかで評価が異なってきます。どちらが重視すべきか、ですが、過去の実績と比べたほうがモチベーションはあがります。つまり、30分でも早く起きることができた~、と考えると一種の成功体験となってそこからこの次はもっと早く起きようという風に考えやすくなります。
もちろん、目標と比べることも大切ではありますが、あまりにも目標と実際の差ばかりおってしまうと、自分を精神的に追い込んでしまいがちです。自分を追い込まないためにも、自分の進歩に目を向けるようにしましょう。
まとめ
目標をたてることは必要ですが、評価は緩めに行ったほうが精神的に楽で長続きします。自分を追い込むタイプであれば別ですが。
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【編集後記】
7月12日分のブログとなります。