今を大切にすると未来が、未来を大切にすると今が、それぞれ犠牲になってしまうこと、往々にしてあります。そのあたりのバランスについて考えてみました。
人間の尽きない悩みの一つが、どうしても今の楽しみに流されてしまいやすい、ということです。例えば、朝、ゆっくり寝ていたい、というのと、将来のために早く起きて勉強する、というのは相矛盾しますよね。
今に流されて未来のための活動をしない、ということになると、どんどん、どんどん、将来の幅が狭まってしまうことになりかねません。将来のために、時間なりお金なりをかけておかないと、生み出されるものがない、ですよね。
とはいえ、未来しか見ていない、というのも生活は辛くなってしまいます。お酒を飲まないと健康によい、とはよく言われるし、ぼくもそう思う面もあるのですが、じゃあ、全く飲まない、というのも少ししんどいですよね。
そう考えると、未来を豊かにする活動と、今を楽しむ活動のバランス、ということが大切になってきます。例えば、1日30分は天引きして未来に投資する、とか、限度を決めて今を楽しむとか。
それとともに、未来と今を両立させる活動をする、というのも一つです。未来に対する活動が楽しくなるように工夫してみる、例えば、進捗、成果がわかるようにしておくと、それは今の楽しみになったりもします。あとは、実用的な趣味をみにつける、とか、今の楽しみでなにかしらの利益を得られるか考える、というのもいいかもしれません。
というわけで、今と未来、それぞれの充実を図る、ということが望まれます。なので、そこを意識して日々の行動を考えることが大切です