どんな仕事をしているのであれ、タスクを複数担当して同時並行的に進める必要があるでしょう。そんな時に気を付けておきたいこと、まとめてみました。
まずは、タスクの全体像や進捗状況を常に把握することでしょう。そのため、タスク表や、進捗を記したマトリクス表なんかでタスクを管理することが望まれます。頭の中で管理すると、記憶しておく必要があり、精神的に負担が大きく、思わぬやり漏れも生じたりもします。それを防ぐためにもタスクを一覧的に管理できる資料があるといいでしょう。
それと、細かい時間の区切の中では一つずつタスクを片づけていくことが大切です。例えば、1日という単位では複数のタスクをしていても、15分、30分という細かい単位では一つのタスクをしている、というような。一度に複数のタスクを片づけようとすると、結局、集中力が働かずどれもこれもが中途半端な状態になりがちです。なので、細分化したうえで一つずつ片づけていく、ということが大切です。
それと、手を付ける順序はいくつかの考えがあります。まずは、締切の早い順から。それぞれのタスクは締切が異なるはずなので、それに間に合うようにタスクの順序を組み立てていく必要があります。それとともに、面倒臭いところから手を付ける。面倒臭い仕事ほど手がかかるのでそこから片づける、ということと、心理的にめんどくさい仕事を先延ばしすると辛いから、、、というのもあります。
あとは、手を広げ過ぎない、ということも大切。次次と手を広げていくより、できる限り少ない数のタスクを平行させていき、時に1回待ちの状態となったとしても、どこかで手を戻して、同時に走っているタスクは抑えめになるようにしたいですね。
ということで、今回はマルチタスクを効率的に進める方法について考えてみました。やっぱり、複数のタスクを効率的に進めるのは、結構ベーシックなスキルだと思うので、是非、ご参考にいただければと。