毎日の献立を考えることは結構大変だったりします。とはいえ、そこには少しコツ的なこともあり、そんなことを少し紹介します。それはいくつかの考え方を持ち、それを組み合わせていくということになります。
まずは、何か一つ料理を決めます。「これが食べたい。」、「この料理を作りたい。」、「冷蔵庫にお肉があるんだけど、、。」、「今日は寒いのでシチューでも食べたい。」という感じで決めてしまいます。どちらかというと、メインディッシュ的なものになるのでしょうけれども、サイドメニューでもかまいません。
その一品が決まったら、それに合わせて、料理を一品ずつ決めていきます。この料理法の決め方はいくつかあって、それに基づき考えます。あたかも、パズルで一つ一つ料理をあてはめていくような感じです。
そこで、考え方の紹介ですが、一番最初に考えるのは冷蔵庫になにがあるか、、です。ない食材は使えないので、なにが入っているかを把握することが必要です。
それから、考えたいのはバランス。具体的には、食材、調理法、温度、色などなどが、適度にばらつくように献立の組み立てを考えると考えやすいです。
例えばメインが豚肉のしょうが焼き、であれば、サイドメニューとしてはほうれん草のおひたしや野菜スープなんかがくると食材としても調理法としてもバランスがとれています。食材であれば、メインのお肉にたいして野菜、調理法は焼きもの、汁もの、おひたし、温度であれば温かいもの二品に対して冷たいものが一品。で、わりとバランスがとれています。
逆に、豚肉のしょうが焼き、サイコロステーキ、鶏肉の照り焼き、という組み合わせだとどうでしょう。一品一品はおいしそうですが、肉ばかり焼き物ばかりでちょっと抵抗を感じませんか?
後、参考になるのが、統一感。つまり、和食なら和食、洋食なら洋食、中華なら中華というように、同じような種類の料理を組み合わせると統一感でて、食卓が安定した感じになります。なので、最後の一品とか、考えがまとまらない場合は統一感を意識すると決まることもあります。
ただ、家庭で料理を作っている段であれば、統一感はさほど気にしなくてもよくて、参考程度にとらえておけばいいです。別にシチューのとなりにほうれん草のおひたしがあってもそんなに違和感はないでしょ。
そんな感じで、一つ料理を決めて、そこから残りを決めていく、、と案外決まりやすいのではないでしょうか。